皆さんは、東京を「埼玉と神奈川の間の細いやつ」と認識していませんか。
まあ、地図を見る限りは実際そうですし間違ってはないかもしれませんが、東京を語る上で「離島」の存在は欠かせません。
存在は知ってるけどどこにあるのか、どれくらいあるのか、正直私もよく知りません。
ので、今回東京の離島について少しだけ調べてみました。
まず離島についての基礎知識ですが、そもそも日本の総島数は6,852島らしいです。そこから北海道、本州、四国、九州、沖縄本島を差し引くと6,847島。この数が日本全体で見た離島の数とのこと。
そのうえで東京都の離島の数は……330島!
まあ総数を考えてしまうと微妙に見えざるを得ませんが、東京湾の部分しか海に面していない東京の離島が330島、都道府県別でみても6位に位置するのは割とすごいのではないでしょうか。
東京に離島が多いのは、伊豆諸島や小笠原諸島が東京に属するためのようですが、「日本で一番遠い島(諸説結構あり)」との異名がある島も存在します。東京都の島はそれぞれ個性が結構強めです。日本で一番遠い島含め、実際に足を運べる離島をいくつかピックアップしてみましょう。
小笠原諸島
先に話題を出したので初めに紹介しますが、離島の名前や観光地としては有名な「小笠原諸島」の島々です。その中でも有人島である父島・母島というところへは、本州にある東京都から船で24時間程かかります。そう、船で。
距離としては東京から1,000km離れている札幌などの方がもちろん遠いのですが、飛行機で行けばまあ1、2時間程度だと思います。しかし、小笠原諸島まで行くためには東京から乗れる定期便のみとなるため、現状小笠原諸島へ行く手段は24時間以上かかるその船のみなのです。
そういった事柄が「日本で一番遠い島」と呼ばれる所以となっているわけですね。
伊豆大島
伊豆諸島に属する島で、伊豆大島の名前を知っている方は多いと思います。東京からのアクセスはジェット船で2時間弱、飛行機も通っており、約25分で到着する島です。
実はこの伊豆大島、足を運ぶことができる東京都の離島の中で、東京から一番近い島とされているのです。
太平洋の絶景やリゾート気分、星空などのんびり楽しみたい方にもってこいの場所です。
利島
こちらも伊豆諸島に属する島です。冬場は椿の花が咲き乱れ、漁業も盛んなので採れたての海の幸を堪能することもできます。
アクセスは東京から飛行機約30分+ヘリ約10分
あるいは高速ジェット船で約2時間25分。
大型客船も通っています。
まだまだ紹介したい離島はあるのですが、長くなりますのでまたいずれ紹介できればと思います。
調べていると行きたくなってきました。離島。